鈴木先生という漫画。というかドラマ

鈴木先生という漫画がある。自分はドラマを見た。

一つ一つ話に溜飲の降りる好きなドラマだ。

 

放課後の教室掃除についての回がある。

ごく普通の一般家庭に育った女の子が、放課後の教室掃除をさぼることなく毎日キチンとやっている。

掃除当番になっている他の生徒たちは(ドラマの話だから)「事情」のある子どもたちが多く、掃除どころではない。

掃除をサボって多くの生徒は帰ってしまう。「事情」の方が大変で、教室掃除なんかに構っていられないのだ。しょうがない。

私には何も「事情」がない。私は幸せ。掃除ぐらいすることになってもいい。私は掃除をサボるような理由はない。

でもなんかちょっと寂しい。ちょっと不公平な気もする。ちょっとズルい気もする。私もいっそ事情が欲しい。

 

そんな話。ちゃんと鈴木先生のおかげで話はすっきりしますけどね。思い出深い回です。