実用書と古典の違いについて

10冊のビジネス書を読むよりも1冊の古典を10回繰り返し読むほうが良い、という事は聞く。そしてなんとなく納得できるし、正しいのであろうなという感覚もある。大学受験の時に最近の人気問題集を買いあさるよりは昔からある鉄板の問題集を繰り返しとく方が成績が伸びるのと似ていると思う。

 

例えば時間の使い方について。「いつも忙しく感じる」「時間がないが口癖」「やりたいことをする暇がない」という気持ちに対して、「これで分かる時間の使い方」とか「30代から知っておくべきタイムマネージメント」という本を読むのと、「セネカ著、生の短さについて」を繰り返し読むこと、どちらかが良いかと言われると、

 

うーん、ここまで書いてどっちも読めよが正解な気がしてきた。どちらか優先的に選べと言われたら古典かなあ。ビジネス書の方は書いてあることが非常に具体的な分、なぜその方法が良いのか、という事に溜飲が下りない事が多いために、習慣化する前にやめてしまうからだ。私の場合。