アニメは子ども向けのものか。

そういえば、ドイツで日本の映画が話題に上ったことがあった。宮崎駿の名前を出したら、先方はご存じでなく、有名なアニメ映画を作っている人だというと、「アニメは子ども向けだよ笑」と言われた事を思い出した。確かに、勿論日本でもその傾向はあるものの、宮崎駿映画は日本では大人も見る。

 

アニメという単語に対する印象も違うのだろう。海外ではそもそも大人向けのアニメがないから、アニメ=コミックとか漫画とか、そういう印象が強いのだろう。その漫画でさえ、日本では大人の文化としても成立しているが。

アニメや漫画の取り扱うテーマも、海外では子ども向けのものが多いのだろう。ヒーローものとか、コメディとか。確かに日本のアニメ漫画文化は大きく進んでいるわけだ。納得である。

 

しかし、ハリウッド映画のストーリーは結構ラノベとかアニメ漫画寄りではないだろうか。自分が積極的に好まないものを説明するとバイアスがかかるので不公平だが、スパイダーマンとか洋画ヒーローものは、「一般人と思っていたら実は超人的能力を持っていて、悪事を働く組織がいて、エロくて綺麗な同年代のお姉さんとセックスしつつ努力根性勇気でやっつけて世界を救い、お姉さんとも結ばれるぜ。」というストーリーが多い印象だ。合間合間に壮大な効果音と派手な演出が入る。

洋画好きな方はスケールの大きさをよくメリットとして挙げる。アクションが派手だから見ごたえがある、スカッとするという事だろうか。自分は今のところ、感情移入するポイントがなくて洋画アクションを好んで見ていない。しかし名作どころは見るようにしよう。

 

アニメ映画と言えば、細田守さんの最新作も散々プッシュされていたな。秒速5センチメートルの方も新作を作ったりしているのだろうか。