「意識高い系」の何が嫌いなのか。

意識高い系の人物、事柄、イベント、行動、物体を見るとイライラする。不愉快になる。気分を害される。茶化したくなる。攻撃したくなる。批判・分析したくなる。その理由は何だろうか(または何を目的にその行動を取るのか)。

この不快感は嫉妬に関わっている感覚だ。羨ましい、少なくとも「俺もそれやりたい」という感情はある。「しかしみっともないしダサいしかっこ悪いと思うからやらない」という行動だ。俺が我慢している事を自信満々躊躇いなく楽しんでSNSで自慢までしている風景に腹が立つわけだ。長期的に見て勝つ負けるがあるかは保留しておく。

雑誌通りのお洒落ファッションに身を包んでスタバでマックで仕事をする。

 

しかし「意識が高い」にたどり着く道中を意識高い系というのではないかと思うのだ。形から入っているが、それも上達の常套手段の一つだ。方法が目的になってしまう人が大多数だから、彼らの9割は意識高い系、というかイタい人で終わるが、彼らの1割は確かに意識の高い有能な人物になるだろう。

 

Twitterで見かけた文章引用。

「意識高い学生の嫌いなところは、引用しかしない話の薄っぺらさ、知識を身に纏って強くなった気になる弱さ、有益な人間を選び取ろうとする浅はかさ、誰しも生き抜いてきた人生があることを知らない無知さ、それらを認められない無能さなどです。byやむ」