賞賛に逃げる

人を褒めれば自分の怠慢を後回しにしたような気分になる。今日自分がすべきだったことをしなかったことを、他人を賛美するという良いことをすることでバランスを取ろうとする。馬鹿にするな。何もバランスなんぞ取れていない。善行を積んだかような思いに自分の罪への罪悪感が紛れるだけだ。

何をすればいいって、そんなこと決まり切っている。目の前にすべきことややるべきことはゴロゴロしている。順番にやればいい。あふれるなら優先順位をつければいい。

仕事に合間に手が止まって、ああ、こうだったら、ああだったら。華やかに見える人々の働きぶりや評価を聞いて、ああ、いいなあ、なんて。羨んでばかりで。

 いいじゃないか、ネガティブでも。後ろ向きなことを並べ立てても構わないじゃないか。自分の感情をごまかすなどできない。

リハビリというのであれば生活すべてがリハビリじゃないか。命とは習慣でできているのだ。習慣を変えていくことはリハビリに等しい。毎日同じ動きを繰り返してすこしずつずらしていく。

ララランド。俺も見たよ、誘われて。好いた人だ。よかったよ。最後に思う存分タラればしてくれちゃってさ。ああだったら、こうだったら、付き合ってたら。しっかり未練がましく7分以上もさ。