読んでいる本について
何の本を読んでいるのか、という現状の様子が気になった。
自分は読書ノートというものを作っている。つまり読書記録である。
その記録によると、2014年は現在37冊の本を読んだらしい。
この量の多かれ少なかれには触れないとして、どのジャンルの本を読んだのかが気になった。
思いのほか小説が多かった。これは自分にとって意外な事だった。
自分は高校生までは小説ばかりを読む人間だった。新書やハウツー本など、知識を得るための読書はほとんどしない人間であった。
しかし大学に入学して以降、意識高い系になったのであろうか、
ハウツー本をよく手に取るようになったし、購入することも多くなった。
それに加え、新書を手に取ることも非常に増えた。
書店にふらっと立ち寄ると、新書コーナーで目についたタイトルの本の目次に目を通すことも多い。
ということで、2014年はハウツー本や新書のタイトルが目につくだろうと思っていたのだ。
しかし現状は小説が多かった。確かに新書などは店頭で目を通すだけで購入することはほとんどない。
それが原因だろうか。
小説を読む、ということに関連してもう一つ。
友人から「なぜ小説を読むのか。作り話を読んでも実用的に何の役にも立たない」という旨の発言を受けた。
なるほど。確かにいったい何の役に立っているのだろうか。
人間、もしくは若者の?大きな幸福条件の一つである「感情の共有」が体験できるからではないかと思う。
しかもどこでも。一人でも。
一人の状況で感情の共有が出来るというのは素晴らしいことではなかろうか。
少し不自然な行為だろうか。