幸福条件について

人間が、幸福だと感じる条件は何だろうか。

条件と一口に言っても、生物学的な機序を説明する方法もあるだろうし、心理学的な手法を説明する方法もあるだろうし、ライフハックな知識を説明する方法もあるだろう。

生物学的な機序は自分が理解していないので説明のしようがない。

というか科学的に解明されているのだろうか。一昔前に話題になったセロトニンとか、副交感神経優位あたりが関係しているのだろうか。

 

自分はTwitterをやっており、フォローしている人の中に「指南役」という人がいるのだが、その人が以前に呟いていた内容が以下である。

「指南役@cynanyc

若者メディアの概念って昔から変わらなくて、ライブ(生)・パーソナル(個人)・ソーシャル(感動の共有)の3点なんだよね。これは深夜ラジオの昔から今のスマホSNSまで一貫してる。大事なのは、ツールが変わっても、若者が求めてるのはそんなに変わらないってこと。彼らはエイリアンじゃない。」

このツイートを見て自分は ほほう と思ったわけで。

自分は、実体験、自分だけの特別な感じ、感情の共有、と解釈した。

 

よくある話だが、社会的動物である人間にとって

「自分の価値が社会的に認められない事」は大変苦痛であるらしい。

言葉遊びのようになるかもしれないが、これを言い換えていくと

自分の価値が社会的に認められることはとても幸福に感じる

→自分が必要とされるのはとても幸せ

→何かの役に立つのはとても幸せ

→他人のための行動が人を一番幸せにする

という図式になる。

「自分のためじゃない、人のために何かすることが一番幸せなんだよ!」という、

少し偽善というか、思考停止めいたフレーズはこういう図式で考えると比較的納得しやすかった。

「一番かわいいのは勿論自分。利他的な行動をしている価値ある私最高!」と言えばすっきりするだろうか。

この理論なら他者のための善意的な行動もとりやすくなる気がする。