食事について

食べることは極めて重要なことだ。日常において外のものを自分の中に取り込む唯一の方法だ。医学的な方法をもってしても、血管内に直接投与する、筋肉内に直接投与するなど、足掻きがある程度で、基本的には経口で腸管を介して体に吸収する。

自分の体。きわめて興味深いものだ。筋肉や脂肪で出来ている。急速に発展した人間の化学を遥かに凌駕する調整能力で個の生命を維持している。

こんなに高機能なのにもかかわらず、我々が口かラ放り込んだものを健気に分解しひたすら吸収する。我々に出来ることは放り込むものを選別することと、放り込まないことぐらいだ。

どうか体を労わってやってほしい。

「それでもいいと慰めていた それでも恋は恋」

相手の過去をすべて知りたくなる。どういう人物像なのか、どういう価値観なのか、自分の中で分析が済まないと落ち着かない。恋人に限らない。少し触れ合う人でもそうだ。私はその理由を怖がりだからだと思っている。知らないことは怖い。知っていることは準備ができるから怖くない。

「あらゆる可能性を想定できていれば、何も怖くない。そうは思わないか?」

相手がどの国のどのエリアのどういう家族構成に生まれたか。親戚同士の付き合いは、小中高大学は。友人はいたか、今も続く友人はいるか、学業成績やスポーツは何か得意だったか。どんな集まりに参加していたか、どんな本を読んだか。大病を患わなかったか。何を大事にしているか、何が人生において重要だと考えているか、何に悲しみを覚えるか。どう自己分析しているか。寂しやや羨ましさなどの七大罪のうちどれを自覚しているか。どんな人物と恋をしたか。どんな過ごし方の恋愛をしたか、そしてそれはどのくらい続いたか。

私は相手に何を望んでいるか、それはどれほど期待できることか。

待つことが得意になりたい。世の中のすべてはあなたを含めて絶対少しずつ変わっていく。そばにあるものの影響を受ける。否が応でも、接触回数が増えるほどに影響は必ず受ける。少しずつ寄っていくし変わっていく。それをストレスフリーに待てれば、良いのだ。

モテたいと思うかどうか

この1年はなかなかに疲れたらしい。髪は少なくなったし、身長は測るたびに縮んでいく。筋肉はやや下がりだし、脂肪は自分でコントロールできないほど増えていく。

仕事にやりがいはあるようなないような。まだまだ新人で膨大な人生が広がっている。この職種上、数年ずつまだ職場を決定できるというのは単純にありがたいことなのだろう。人よりも優秀でなければ人と同じように蔑ろにされるのは当然のことだ。

日々は楽しいものだろうか?生きるという事は楽しいという発想が備わっている人などいるのだろうか。少なくとも暮らすということは大変で労を要するものなのだ。でなければこんなに街は娯楽施設を増やそうとしないだろうし、酒を飲みすぎて楽しいのか苦痛なのか分からない境界をうろつく人々もいないだろう。

食事が高尚なものになるのは、一つで多くの役割を担うからだと思う。例え大切にしようとしまいと生きるに必ず必要だから口からものは食べる。その必要性とはかかわらず食べることは快感だ。体が必要な栄養素を快感と感じないことは、ジャンクフードが美味しくてひたすらデブにつながることから証明済みだ。食事に対して丁寧であるという事は生きることに対して丁寧である問うことだと思う。

人とのかかわりは快感だ。他人と自分で何かを共有することができた時の快感は射精を比較にしないことはよくある話だ。音楽ライブの一体感と評されるそれも似たものだと思う。大勢の人が何かを共有している。あの快感は本能だろう。仲間意識にも似た何かかもしれない。宗教だってそういうものだ。危険性や個人による恣意性が含まれるかどうかの違いだ。

3代欲求の性欲は、実は性欲ではなく社会欲だと聞いたことがある。それっぽい響きでピンとこない言葉だが、承認欲求と言い換えてもいいのではないだろうか。SNSがそれの象徴的なものだと思う。しかし肉体的な快楽はまた別だと思う。まあ、SM領域まで昇華したフェティシズムはもう趣味道楽の領域だから理解も経験したことはない。人を嬲ることに刺激の強い支配感はあるのだろうが。社会的にも年齢的にも上の人物をベッドの上でなら屠る事ができるなど、快感と言わざるを得まい。まして複数人でリンチすれば楽しいだろう。しかしそちらの方面の嗜みは加減が相当に難しい。

承認欲求。モテたいという欲。人気者でありたい。人間にランキングをつけたら上位でありたい。その先は。魅了という技術。人を操る技術。人を思いのままに操る技術。まあどこまで人を操ることが出来るかはかなり怪しいものだ。そして話が飛ぶようだが、例え人を操ることが出来たとしても、操られている事にすら気が付かせないというのは正直不可能だと思う、正確に言うと物凄いエネルギー量をかければ可能だけどあまりに非効率的だし数人の対象以外は操れないからトータルとして割に合わない。綺麗売りをしながら人を屠るというのは中々に難しい。小賢しいとされるのもまた一興かもしれないがな。

やりたいことがあるとき、成し遂げたいことがあるとき、人の手を借りる必要があるとき、お前のためなら助けたい、そういう気持ちが芽生えるような身振る舞いを、とは思う。かならず彼らの手を借りる日が何らかの形で訪れるのだろうし。しかしそういった人物に必要なのは悪意がないということだ。いや裏があるにせよwin-winにしてくれるとう信頼だ。そんなものとても恐ろしい。少なくともそんなやつゲームとかするんだろうか。時間とかそれ以外の目的に使用するんだろうか。

精神的な

腕時計が買いたいのだ。理由は、あんまりよくわからない。ただ、あなたとの想い出に、一つ欲しいななんて思う。

弱いのだ。私は。君との想い出の品を、出来れば職場にだってプライベートにだって連れていけるもので持ち歩いて、それを見るたびに、少しだけ自信が欲しいのだ。我ながら情けないことを言っている。でも健気じゃないだろうか。

こげ茶色のベルトの、シンプルなシンプルな時計がよい。センスが良ければそれに越したことはないけれど、任せる。できればそれなりの人々が知っているメーカーだと素敵だけれど、そうもいかない。

あなたの性格タイプがしりたい。あなたが何に怒って何に喜んで何を嫌がるのか知っておきたい。私の性格とあなたの価値観を鑑みて、私が最善の行動をとるようにするよ。それで良かろう?

 

どう生活するのか

注目を浴びる瞬間は来る。その時に見るに堪えないものだったら、終わりだ。チャンスは全員に来る。均等かどうかはしったこっちゃないがゼロってことは早々ない。1回ぐらい来る。チャンスボールは必ず回ってくる。打つ準備をしているかがその時に試される。日頃努力というものをしていて打つ能力があればそれを打つ、華やかなステージにも出る。人はそれを振り返って運がよかったと呼ぶ。別に運ではない、強運でもない。そのぐらいのチャンスボールは全員に回ってきているただ君はちゃんとクリーンヒットホームランしたからだ。君はちゃんと日々練習をしていたんだ芯をとらえた。そういう話だ安心してくれ謙虚でいてくれ誇りに思ってくれ。君は打つべきボールを打ったんだ。

 

それは私にも言えることだ。研鑽とはそういう事だ、尽力とはそういう事だ頑張るとは努力するとはそういう事だ。それをサボればワンチャンスを逃すということだ。何も1回チャンスを逃したら一生回ってこないかどうかは知らない、多分もう1回ぐらいは回ってくるかもしれない、しかしいつ来るのかは知らない。二度とこない可能性もあるそうでしょ?冷たいとか言うな不公平とか言うなずるいとか卑怯とか言うな。お前にも回ってるんだよチャンスボールは。打たなかったんだろ?

 

だから日々は細やかに、懸命に。見栄を張るために生きているんじゃないんだ。

理想がわからないんじゃ話にならない

夏だ。流しそうめん、海水浴、プール系のイベント、夜の散歩、花火、お化け屋敷。

それらのイベントを楽しみにするというよりは、「やらないと怒られる」にも似た義務感の方が6割を占めている。しかし動き出したりいざ集まったり、そこで撮った写真なんかを見ているとああ参加してよかった動いてよかったなあなんて思う。俺の人生こんな繰り返しな気がする。

スケジュール帳を見るようにしなきゃなあ。自分の予定がよくわかってないから、とにかく今はゴロゴロしていたいってなっちゃうんだよね。遅刻になる時間まで待ってああ遅刻してしまうなあって言いたいがためみたいなさ。

 

結婚ね。結婚したいよなあ。父親になる憧れ。そんなに気合い入れないほうが良いんじゃないかとも言われた。

だから身の回りはシンプルにしなきゃと思った。欲しいものだけで部屋を満たしておかなくちゃと思った。過去の思い出だけでもうおなか一杯なのだから。

感情

一時の感情に動かされて多くのものを失う。そんなこともある。

激情とか感動とかセンチメンタルとか、そういう事を感じる時が人生で一番味わい深いと思っているふしがある。この世に生きる尊さを一番しみじみ感じている気分になる。

しかし、徹夜作業中に襲い掛かる寂しさや、自分の人生における手に入らなかったものへの膨大な悲しさや、逆に写真を振り返ってどれほどに愛おしい日々だったかを思い出すなんて。こういう時恋人との思いでは、思う以上に思い返さない。とても幸せで今でも大事な大事な時間だが、なぜか毎日の中で思い出すことはない。

今が幸せなのだ。今という時間だけがどうとでもできるのだ。

 

夜辛いのは当たり前だ。そういう時間帯なのだ。寝ろ。

感情とかセンチメンタルが最強の物差しなんかではない。それでは街中はメンヘラだらけになってしまう。激情に夜食食って快感はあるけど、デブになるだけだ。

こういう時、部屋が