3月

「俺がこんなに弱いから」というセリフを漫画の中で見かけた。なんの漫画だっただろう。鬼滅の刃だろうか。いや、BEASTERSだ。アカシカのルイが言ったセリフだ。ページをめくる手が止まって急に目頭が熱くなったのを思い出す。

理想があって、せめてこのぐらいにはなりたいというプライドがあって、それを成し遂げられていなくて。その原因が自分の弱さにあると考えていて。そのせいで不機嫌になって、親や恋人に強い言葉を使う。本当に強く当たらなくちゃいけないのは、俺に強く当たってくるやつだ。強きにくじいて、弱き優しきに奢って。それに気が付いた時に、「俺がこんなに弱いから」という懺悔と謝罪が出てくる。

そして朝井リョウの「どうしても生きてる」の一説が思い起こされる。「私たちの現実は、絶対に暗転させてやらない」「独白して暴露して懺悔したら事が済んだような顔をするのはやめて。あなた、すっきりするのは目の前の現実をちゃんと解決してからにして。」7つの習慣。影響の輪と関心の輪。自分の手の届く範囲はちゃんとして。自分にできることがきちんと出来るようになってから次の話をして。遠い遠い星の話に勝手に気移りしないで。「テレビ消して 私の事だけを みていてよ」。

レポートはおかげ様で3か月間でほとんど終了した。完璧な目標達成にはまだ至っていないが、概ね良好な形で終わらせている。次は過去問一周と、オンライン英会話の体験だ。英語で最低限の仕事が出来るようになりたい。将来的には、TOEFLで100点が取れたら自信がつくだろうか。

社会人として大事なスキル。英語、IT、プレゼン。

ウォーレンバフェットがたとえ話として挙げたという、25個やりたいことを書いて、5個に絞って残りを捨てる話。やりたいことを挙げるのは思いのほか容易にできた。絞り込めない。自分に必要な訓練だなと思った。